財団情報

設立趣意

オリエンタルランドは、1960年に「国民の文化・厚生・福祉に寄与すること」を目的に設立いたしました。「絶えることのない人間賛歌の聞こえる広場をめざして」。これは当社が舞浜の土地計画策定時に、全役職員で共有した事業に対する想いです。年齢、性別、国籍など問わず、人と人が触れ合い、共に喜び、笑い、感動し、その声が響き渡る。まさに「人間相互理解の文化」の形成であり、その素晴らしい世界を実現し、提供し続けることが当社事業に課せられた使命です。

その実現のため、浦安沖の埋め立て、ディズニーランド誘致交渉等を経て、1983年に米国外で初のディズニーテーマパークとなる東京ディズニーランド®をオープンいたしました。2001年には世界で唯一“海”をテーマとしたディズニーテーマパーク、東京ディズニーシー®を、時を同じくして、ディズニーホテル、複合型商業施設、モノレールなどを一斉にオープンしました。その後も継続的な投資等を通じ、新たな感動の創出に邁進しております。

そして、オリエンタルランドグループでは、「長期持続的な成長」と「持続可能な社会への貢献」を両立するサステナビリティ経営の実現に向け、提供価値である「ハピネス」を持続的に創造していくために、2030 年に目指す姿「あなたと社会に、もっとハピネスを。」を定めました。これまで、主にゲストなど、テーマパークにかかわりが深いステークホルダーに対して「ハピネス」を提供してきましたが、それにとどまらず、当社グループにかかわりのあるステークホルダーや、当社グループを取り巻く社会に対しても良い影響を与えられる存在になりたいという想いを込めております。

その中で、サステナビリティ視点で成長につながる機会を取り込み、リスクを低減するため 8 つのESG マテリアリティを選定いたしました。その 1 つに「子どものハピネス」を定め、当社事業活動において重要なステークホルダーである子どもに関わる社会課題にも向き合いつつ、心豊かな子どもを育み、未来をひらく子どもたちを支える取り組みを拡大していくことを目標としております。

今回、未来をひらく子どもたちを支える活動の一環として、財団を設立することを決定いたしました。

本財団の活動を通じて、子どもたちの夢と希望の実現に向けた支援に取り組むことで、子どもの将来の選択肢を広げ、「持続可能な社会への貢献」に寄与することを目的としております。

2024年8月26日

株式会社オリエンタルランド
代表取締役 取締役会議長 加賀見 俊夫
代表取締役 会長(兼)CEO 髙野 由美子
代表取締役 社長(兼)COO 吉田 謙次


財団概要

設立年月日
2024年8月26日
出捐企業
株式会社オリエンタルランド
代表理事
加賀見 俊夫
事業内容
経済的な支援を必要とする学生(専門学校・大学等)に対する奨学援助等
所在地
〒279-8584
千葉県浦安市美浜一丁目8番1号

役員等

代表理事
加賀見 俊夫
理事
庄司 哲也
理事
平松 英子
監事
諸星 健司
評議員
白石 貴則
評議員
二宮 秀生
評議員
小川 修